2015年4月20日月曜日

Trattoria Vecchia Roma

アマトリチャーナ(Amatriciana) という料理をご存知ですか?

豚の頬肉の塩漬けとトマトとペコリーノチーズのソースをからめたパスタ料理です。パスタの種類は、一般的にはブカティーニ(ストローのような穴の開いたロングパスタ)を使います。

ローマ近郊の町、アマトリーチェで生まれたレシピですが、ローマ伝統料理のレストランでは、必ずメニューに載っている定番料理です。


先日、このアマトリチャーナがおいしいと評判のヴェッキア・ローマ(Vecchia Roma)というレストランで、絶品のアマトリチャーナを食べてきました。

このお店のアマトリチャーナは、くり抜いたペコリーノチーズの中で、パスタをフランベして仕上げます。なので、とっても風味が高く香ばしい!

ヴェッキア・ローマに来たら、ぜひ、このブカティーニ・アッラマトリチャーナ・フランベ(Bucatini all'amatriciana flambé)をお試し下さい。

ただ、この店のパスタ料理は、一皿のボリュームがかなりあるので、色々注文してしまうと、食べきれないかもしれないので要注意。
パスタ料理で有名なお店ですが、ピッツァや肉料理も美味しいです。

夜はいつも混みこみの店内。7時から開いているので、開店直後の方が、ゆっくり食事ができるかも。8時以降なら、予約しておくことをお勧めいたします。


"Tratteria Vecchia Roma"

住所:Via Ferruccio, 12b/c Roma

Tel: +39 06 4467143

Web: www.trattoriavecchiaroma.it

時間:12:00 -15:00 /
19:00 - 23:00

定休日:日曜日

2015年4月14日火曜日

サンピエトリーニ

ローマの中心地の通りや広場は、10cm角程度の黒い石が敷き詰められた、サンピエトリーニと呼ばれる石畳が多くみられます。

雨が降ると滑りやすいし、細いヒールの靴だと、石と石の間にはまったりと、必ずしも歩きやすいわけではないけど、サンピエトリーニはローマの街並みの美しさを作っている伝統の一つです。

丈夫で水はけが良いなどの利点もあり、16世紀以降、ローマの主要道路はサンピエトリーニで舗装されてきたそうです。

「サンピエトリーニ」という語源は、「サンピエトロ寺院の整備工員」というところから来ており、サンピエトロ寺院で働く職人の技術が、広まっていったのでしょう。

ローマの街の散策には、歩きやすい靴を履いて、サンピエトリーニを踏みしめましょう!


2015年3月29日日曜日

枝の日

今日はイースターのちょうど1週間前、「枝の日」というカトリックの祭日。キリストがエルサレムに入城した日曜日です。(次の金曜日に磔刑になり、次の日曜日に復活します。)

ヴァチカンで行われたミサに行ってみました。「枝」とは、本来はヤシの枝を意味するようですが、イタリアではヤシが少ないからなのか、代わりにオリーブの枝を手にして、ミサに参加します。サンピエトロ広場は、一杯の人でうまっていました。

ミサの終盤、法王フランチェスコが車に乗って広場を巡り、人々に祝福すると、歓喜の声が上がっていました。

イースターの4月5日(日)と、翌日6日(月)は、サン・ピエトロ寺院は宗教行事で閉まっているので、お気をつけて!

2014年10月5日日曜日

Castello di Torre in Pietra

ご無沙汰しております。本当に久々のブログの更新です。
もっと、もっと、いっぱい書きたいと思いながらも、時間が経ってしまいました・・・。また、更新していきたいと思っていますので、時々覗いて頂けると、うれしいです。

少し前に、お仕事で訪れたローマ近郊のワイナリー、カステッロ・ディ・トッレ・イン・ピエトラ (Castello di Torre in Pietra)の赤ワインTrre di Brecciaを買ってきていたのを思い出して、開けてみました。

ここのワイナリーのブドウは全て有機栽培のものなんです。
プルーンのような香りで、柔らかな味わい。
値段も7ユーロぐらいと、とてもリーズナブル。

ローマから車で40~50分と近いし、ワイナリーでは、有機栽培の野菜やチーズも売られているので、また、ワインと一緒にお買い物に行こうと思っています。

おつまみはこれ!
お客様から頂いたお土産です。
ありがとうございました!
和洋折衷の味が、ワインにぴったりでした。

Castello di Torre in Pietra
ウェブ:www.castelloditorreinpietra.it


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2014年6月18日水曜日

Sa Tanca Crostaceria

さて、グルーポンを利用して「サ・タンカ・クロスタチェリア(Sa Tanca Crostaceria)」で食事をしてきました。

2人で74ユーロとは思えない豪華な内容。どれも新鮮で個性的で美味しかったです。前菜からデザートまでどれ一つ期待を裏切りませんでした。

ただ、グルーポンだと決まったコース料理なので、食べたいもの、飲みたいものが注文できないので、自分で決めたい人には向いていないかもしれません。実際、このコースのワインは私の好みではなかったけど、それでも、とにかく料理が良かったので、大満足です。

もう一つ気になるのが、この店の内装・・・。ジャラジャラ感が・・・。家具は金とえんじと黒のクラシックスタイル、壁もテーブルクロスも光沢のあるえんじで、ちょっとこってり過ぎて、圧倒されてしまいます。しばらくいると慣れますけど。逆に、それが面白かったりもします。

他のお客さんを見ていたら、シャンパンをお供に、エビやカキなどの生魚のみを食べに来ている人もいました。お、それもいいなぁ、なんて思いました。"Crostaceria"とは「甲殻類専門店」という意味です。ほかの魚料理も提供していますが、特にエビ類や貝類が食べたくなったら、ぴったりなお店です。

"Sa Tanca Crostaceria"
住所:Via Palermo, 57 Roma
時間:12:30-15:00, 19:30-23:30
休:土曜のランチ、日曜終日
www.satancacrostaceria.com


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2014年4月10日木曜日

グルーポン

先日、ITビジネスの本を読んでいて、ビジネスモデルの例として挙げられていた「グルーポン(Groupon)」という会社が気になりました。

今まで知りませんでしたが、アメリカの会社で、世界48か国でビジネス展開し、共同購入クーポンサイトを運営しています。レストランやホテル、様々なサービスの商品をクーポンにして、格安で販売しています。

イタリア版のサイトで、ローマ市内のクーポンを検索してみると、レストランだけでも80件以上見つかりました。その中に、前から行ってみたいと思っていたレストランがあったので、さっそくクーポンを購入してみました。

私が選んだのは「サ・タンカ・クロスタチェリア(Sa Tanca Crostaceria)」。
この近くに、時々行く日本食レストランがあるのですが、そこへ行く途中、いつもサ・タンカの前を通って、そのゴージャスな店構えとエビの泳ぐ水槽が気になって気になって・・・。ようやく、食事に行けました。

クーポンの内容は以下の通り。

・前菜:シチリア産赤エビ、手長エビ、スズキのカルパッチョ、タルブーリエシュの生牡蠣、野菜とエビの天ぷら風
・プリモ(1皿目):魚介のタリオリーニ、またはアサリとボラのカラスミのスパゲッティ
・セコンド(2皿目):エビのオレンジ&トロペア産赤玉ねぎのソース、またはマグロのライム&ケーパー風味、または本日の魚料理
・デザート:パイナップルのラビオリ&リンゴとアーモンドのムース、またはチョコレートとヘーゼルナッツのムース
・飲み物:ワインボトル1本(ヴェルメンティーノ)、水、コーヒー

以上、二人分で74ユーロ。
147ユーロ相当のクーポンなので、ほぼ半額。

クーポンだと自分の好きな料理を何でも選べないのが難点ですが、自分の好みと合致すれば最高にお得ですね。今回、私は、サ・タンカで利用して、満足だったのですが、おそらく、店によって、当たり外れもあると思います。

イタリア版グルーポンは、残念ながらイタリア語のみなのですが、ブラウザの翻訳機能を利用すれば、そこそこ解読できるとおもいます。(←試してみました)

次回は、サ・タンカ・クロスタチェリアでの食事の記事です。

グルーポンイタリア版: www.groupon.it


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2014年4月8日火曜日

まっぷる イタリア

昭文社のお馴染みのガイドブック「まっぷる」。

このガイドブックで一番素晴らしいところは、袋とじの取り外せる地図です。地図の会社である昭文社が作っていることだけあって、感覚的に頭にスッと入ってきます。地図は、A4サイズで大きく見やすく、日本語とイタリア語の二重表記で、観光地、ホテル、レストラン名が細かく書き込まれています。この地図のために1000円払っても惜しくない気がします。
先日、ミラノへ行った際、この袋とじの地図のみ、持参しました。地下鉄マップ、トラムの走る位置も書き込まれ、大活躍でした。

イタリアの観光都市ビッグ4、ローマ、フィレンツェ、ミラノ、ヴェネツィアの情報が掲載されています。
観光情報は、主要な部分は大体載っていますが、「まっぷる」は雑誌サイズなので、「地球の歩き方」のように、全観光地を網羅するというわけにはいきません。各都市2日程度の滞在で、ツアーで訪れるのなら「まっぷる」は丁度良い情報量かと思います。
紙面は、写真が大きくて豊富で、見ているだけで気分が盛り上がります。この写真は、うちにある14年版で一つ前のバージョンなのですが、このピッツァのページ、見ているだけで、食べたくなるでしょ!

昨年帰国した際、日本を離れるのがとても寂しかったのですが、でもローマへ戻ってくる飛行機の中で、この「まっぷる」を見ていて、不思議なことに「イタリアへ行くの楽しみ!」という気分になりました。イタリアの魅力を十分に感じさせてくれ、イタリア旅行を盛り上げてくれる1冊だと思います。


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