ローマの中心地の通りや広場は、10cm角程度の黒い石が敷き詰められた、サンピエトリーニと呼ばれる石畳が多くみられます。
雨が降ると滑りやすいし、細いヒールの靴だと、石と石の間にはまったりと、必ずしも歩きやすいわけではないけど、サンピエトリーニはローマの街並みの美しさを作っている伝統の一つです。
丈夫で水はけが良いなどの利点もあり、16世紀以降、ローマの主要道路はサンピエトリーニで舗装されてきたそうです。
「サンピエトリーニ」という語源は、「サンピエトロ寺院の整備工員」というところから来ており、サンピエトロ寺院で働く職人の技術が、広まっていったのでしょう。
ローマの街の散策には、歩きやすい靴を履いて、サンピエトリーニを踏みしめましょう!
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