そんな彼女でも食べられるカムット小麦。この小麦で作られたパスタは、数年前まで、専門店に行かなくては見つからなかったけど、最近は、一般のスーパーでも売られています。値段もかつてに比べて、だいぶ下がりました。
写真は、大手スーパーCoopの自社ブランドの有機栽培カムット小麦パスタ。500g入りで2.29ユーロ。(2013年4月19日現在)
古代エジプトで栽培されていた小麦で、それを近年、エジプトの遺跡の墓で、アメリカ人に再発見され、今また広く栽培されるようになりました。"Kamut"とは、古代エジプトの言葉で、"小麦"という意味です。
デュラモ小麦(一般のパスタの小麦)に比べて、消化吸収がよく、小麦アレルギーが起きにくいそうです。栄養価もとても高く、たんぱく質やミネラルが豊富に含まれています。現代の小麦は、人工的に手を加えられ、栄養を犠牲にしているので、古代の自然のままのこのような特徴を失ってしまったそうです。
肝心のお味は?となると、私はデュラモ小麦の方が、おいしいと思うんですが、ただ、消化が良いというのはすごく感じるし、風味にコクがあります。デュラモ小麦に比べてややコシが弱いのが、残念なところ。柔らか目が好きな人は、こちらの方がおいしく感じるのかも。他にも、アレルギーの人用に、とうもろこし粉のパスタとか、米粉のパスタとかありますが、その辺りに比べると、カムット小麦は、圧倒的においしいです。
最近は、日本でもネットや専門店で販売されているようです。
これから、さらにメジャーになりそうですね。
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