2013年12月24日火曜日

メリークリスマス!

皆様、こんばんは!
12月24日、クリスマス・イブです~!

イタリアでは、クリスマスは家族で過ごす人が大半で、私も、義母の家へ、これから出かけます。色々、ごちそうを用意してくれているようなので、楽しみにです。

昨晩、夜ごはんを食べに行くのに、ヴェネツィア広場で夫と待ち合わせで、早く着きすぎたので、息子と一緒にそのあたりを散歩しました。

あちこち、イルミネーションがとても綺麗でした。

← コルソ通り
真っ直ぐ永遠と続く虹色のイルミネーション。

↓ヴェネツィア広場
クリスマスツリーに、各国語で「平和」と書かれています。

クリスマスのイルミネーションは、新年、1月6日、エピファニアの日まで楽しめます。(たぶん、とっとと片付けないので、もう数日は付けっぱなしかも)

それでは、皆様、メリー・メリー・クリスマス!!!

2013年9月17日火曜日

豪華客船コスタ・コンコルディア号引き揚げ開始

昨年1月にジリオ島付近で座礁した豪華客船コスタ・コンコルディア号・・・。

今朝4時に1年8か月ぶりに真っ直ぐになったそうです。 昨日の朝から引き揚げ作業が始まり、19時間かかって、やっと水平状態に戻りました。

あれ?あの船、まだ撤去されていなかったんだ。なんて思われる方も多いかもしれません。もう、だいぶ前の話ですものね。撤去は、そう一筋縄にはいかない、大変な作業のようです。
作業工程の図解をみると、まず海底に台座を作るとなっています。これだけでも、相当時間がかかりそう。今は③の作業まで完了したようです。
来年春までには、完全に撤去が完了する予定だそうです。

実は、2週間ほど前、私はジリオ島を訪れて、この座礁した船を見てまいりました。なんというか、驚くばかりの光景でした。こんな大型船が、島の海岸ギリギリの所を通り過ぎようとしていたなんて、船長をはじめとする責任者は何を考えていたんだろうと、ただただ唖然としてしまいました。

ジリオ島って、とても美しい島なんです。船が座礁したことで、自然破壊も心配されていましたが、今のところ危険物も流れ出ていないようで、よかった。ようやく船も完全に撤去される目途が立ち、島の人たちも、一安心なんではないでしょうか。

でもね、この半分沈んだ船、この1年8か月間、逆に観光名所化していた気がします。私がジリオ島行きの船に乗ったとき、この座礁した船が見えてきた途端に、乗客がみんな甲板に出てきて、大騒ぎして船の写真を撮っていました。私も撮りましたけどね。(今度、また旅行の写真を載せます。)亡くなった方もいて、大変な事故でしたが、こんな船が半沈没した姿はやっぱり物珍しくて、わざわざ見に行った人も多いと思います。ジリオ島の観光産業も、このせいで大打撃を受けたということもなさそうです。

先日のニュースでは、5人の被告が司法取引が認められ、最長で2年10か月の禁固刑。船長は、まだ裁判中です。

ジリオ島に行く船の中で、コスタ・コンコルディア号で働いていたという人に会いました。「本当、この船長信じられないね」なんて私が言うと、彼は「これは船長だけの責任ではないよ。会社も船が島の近くを通過して客を喜ばせることをある程度黙認していたし、経費削減のために、船員に大した非常時の訓練もせず、最低の賃金でイタリア語もろくに話せない外国人をたくさん雇っていた。もちろん船長に大きな責任はあるけど、会社の経営者にも、大きな責任がある。組織そのものがなっていないんだよ。今でもお互いに責任を擦り付け合っているし。」と、言っていました。

・・・。なんだか、それって、この会社だけの話じゃなくて、イタリア社会全体的な問題のような気がします。

Googleマップの航空写真でジリオ島を見ると、しっかり船の座礁している姿が映っていました。船の大きさがよくよく分かります。
本当に、もうこんな事故が二度と起こらないように、心から祈ります。

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2013年9月16日月曜日

真実の口

皆様、こんにちは!もう、9月も半ば。息子の学校も始まり、ようやくいつものペースを取り戻しつつあります。ローマは、だいぶ涼しくなってきたけど、天気の良い日はまだまだ暑いです。

先日、ローマ市役所に用があって、その帰り、はす向かいにある「真実の口」のある「サンタ・マリア・イン・コスメディン教会」に立ち寄ってみました。

そんなに混んでいなかったので、私も列に並んで、手を入れてきましたよ!

この教会の前を通ることはよくあっても、中に入るのは数年ぶり。

真実の口に手を入れて写真を撮るのに、いつも、人が並んでいるのですが、いよいよ自分の番というところまで来ると、こんな喜捨箱が設置されていて、驚きました。以前はなかったような・・・。慌てて、お財布を出しました。日本語の部分は、「ありがとう」が、なぜか3回も書かれて、ちょっと面白かった(笑)
たった50セントなので、みなさん、ぜひ寄付してくださいね。

真実の口って、何者なんでしょう?ガイドブックには、古代ローマの河の神で、井戸かマンホールの蓋だったなんて書かれています。古代ローマ人にとっては、もしかしたら、割合ありふれたものだったのかもしれませんが、現代の私からすると、蓋にこんなレリーフを施すとは、デザイン的にもモチーフ的にも素晴らしいセンスだと思ってしまいます。

コズマ風の装飾の教会内部も美しいです。ローマに数多くあるきらびやかなバロック様式の教会をたくさん見た後に、こんな簡素な中世のロマネスクの教会を見ると、味気ない感じもするかもしれませんね。でも、こういう抑圧された美しさは、より神秘的な空間を作り出すような気がします。

出口付近には、お土産販売コーナーも。私のお勧めは、真実の口のキーホルダー!値段もお手頃で、かわいいですよ。

"Santa Maria in Cosmedin"
住所:Piazza Bocca della Verità 18 Roma
夏季: 9:30 - 17:50
冬季: 9:30 - 16:50
教会への入場料はかかりませんが、真実の口に手を入れて写真を撮る場合、50セント、寄付することになっています。


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2013年8月16日金曜日

イタリア対アルゼンチン 親善試合

ご無沙汰しております。
ずっとブログの更新ができず、申し訳ございませんでした!
息子が夏休みに入って、日本へ一時帰国をしていました。 日本で美味しいものをいっぱい食べたり、久々の友達に会ったりして、リフレッシュして、先週ローマへ、ようやく戻ってきました。 

さて、一昨日、ローマのオリンピック・スタジアムで、イタリア対アルゼンチンのサッカーの親善試合があり、見に行ってきました。新法王のフランチェスコのご希望で、行われることになったそうです。ぜひとも見に行きたいと思っていたら、夫の知り合いから丁度チケットをもらったので、私も息子も大喜びで、行ってきました。


私も息子もスタジアムに来るのは初めて。もう、中に入るだけでもワクワクしました。

メッシも、バルテッリもけがでお休みで、スターを欠いたような試合でしたが、とても盛り上がっていました。

実は、私はあまりサッカーに興味がなくて、テレビの中継などはほとんど見ないのですが、スタジアムでみんなで一緒になって応援するのは、別です!とても楽しくって、プロの選手のすごさを目のあたりにできたことにも感動しました。
ローマに戻ってきたのですが、しばらく郊外のお家へ行くので、ネット環境が悪く、またまた、ブログが更新できなくなります。 8月末にお会いしましょう!

2013年6月18日火曜日

Estate Romana ローマの夏@ルンゴ・テベレ


ローマの夏の夜は、様々なイベントが盛りだくさん!通称「Estate Romana(ローマの夏)」と呼ばれ、毎晩のように町のあちこちで、コンサートやショー、野外映画、展示などが催され、屋台の飲食店や雑貨店なのが並び、ちょっとしたお祭りのような感じです。ローマの夏の夜は、昼間の暑さがうそのように涼しくなり、とても気持ちが良いんです。暑い昼間にお昼寝をして、夜めいいっぱい遊ぶ!というのも、ローマの楽しい過ごし方かと思います。

さて、そんなEstate Romanaの一つ、「Lungo il Tevere... Roma」。
テベレ川の川岸に沿って屋台が立ち並び、イベントもたくさん企画されています。テベレ川に屋台の明かりが映り、とても素敵な夜の空間が広がります。ローマの夏の夜のそぞろ歩き、とても気持ちが良いです。ぜひいらしてみてください。

"Lungo il Tevere... Roma"
場所:トラステベレからポルタ・ポルテーゼまでのテベレ川の川岸
期間:2013年6月15日 - 9月1日 毎日19:00から
入場無料
http://www.lungoiltevereroma.it


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2013年6月17日月曜日

ローマ公認ガイド(ライセンス・ガイド)

ローマ公認ガイドとは?という質問もよく受けるので、今日はガイドについてです。

ローマで観光ガイドを職業として行う場合、ローマ県の試験を受けて、「ローマ公認ガイド」の資格を取得する必要があります。

昨日、フォロ・ロマーノを案内してくれた友達は、ローマ公認ガイドです。写真は、ローマ県から発行された、彼女のガイド免許証。観光案内をする際、ガイドは、この免許証を携帯することを義務付けられています。

ラツィオ州の法律では、公認ガイド以外は、観光案内をしてはいけないことになっています。こう決められているのはいくつか理由があると思うのですが、まず第一に、知識のない自称ガイドから、旅行者を守るため。第二に、知識のない自称ガイドが溢れることで、優秀なガイドが仕事を奪われるのを防ぐため。第三に、おそらくガイドにきちんと税金を払わせるため。なのだと思います。

この公認ガイドの試験、すごく難しいらしいです。しかも、ローマ県が人数を調節していて、ガイドの数を増やしたいときのみ、不定期に試験が実施されるので、知識があって公認ガイドになりたくてもすぐに試験が受けられないという人も大勢います。

そんなわけで、公認ガイド免許証を持っていなくても、知識豊富な人もいます。公認ガイド並みに知識があるのに、法律上、ガイドとして働けないので、サブ・ガイドとしてがんばっている人もいます。逆に言えば、そんな難しい試験に受かったローマ公認ガイドのレベルは非常に高いともいえます。

さて、もし公認ガイド免許証なしで、ガイド業を行った場合、どうなるのかというと、摘発された場合、免許証なしのガイドは、1000~3000ユーロの罰金、お客さんの方も、この条件を知った上で免許なしのガイドを雇った場合、250~1000ユーロの罰金を科せられます。
とても厳しいですよね。

上記は、「観光ガイド」に関した決まりで、通訳やアテンダントは、また別の資格があるのですが、規制はほとんどされていません。また、これは職業として行った場合で、金銭の発生しない場合は問題ありません。(例えば、友達同士や家族同士で、知識のあるものが説明するなど)

よく、ヴァチカン博物館の入り口付近で、「ガイドします」といって、近寄ってくる人がいます。よく見ると、自作(?)の免許証らしきものを首からかけていて、驚かされます。ヴァチカンの中は、公認ガイドかどうかを抜き打ち検査する警察がいないので、ここにやってくるのでしょう。街中でお客を探している日本語ガイドはあまりいませんが(ほとんど英語)、自己判断でガイドをお願いするにしても、上記罰金の件等、ラツィオ州の決まりを心得ておいた方が良いと思います。


余談ですが、数年前、日本の皇太子様がローマへいらしたことがあります。その時、うちで配車のお仕事を頂いたのですが、皇太子様は旧アッピア街道付近を数時間観光されました。そのときの皇太子様のガイドは、「ローマ人の物語」等の著書で知られている塩野七生さんでした。これ以上望めないぐらいのスーパーガイドだわぁ!!!と思ってしまいました。ローマ観光をする前に、塩野七生さんのローマ人の物語シリーズ(長いのですが・・・)を読んでおくと、ローマの遺跡が本当に驚くほど何倍も何倍も感動的に見えると思います。お勧めです♪


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2013年6月16日日曜日

フォロ・ロマーノ

木曜日より、イタリアの学校は長ーい、長ーい夏休みに入っています。3ヶ月も休みって、どうなんでしょう?私にとっては長すぎる気がしますが、多くのイタリア人は、子供はこれぐらい休まなくちゃならないと、思っているようです。なにしろ、 大人も1ヶ月ぐらいの長い夏休みをとるんですから。こんなに休んでも、(一応)社会が機能して、G8に入れているイタリアって、すごいと思います。

さて、ガイドの仕事をしている日本人の友達が、夏休みに入った子供たちに素敵な遠足を計画してくれました。 題して「フォロ・ロマーノ&コロッセオを見に行こう!」です。ローマに住んでいて、日常的に遺跡を目にすることはあっても、中に入って、ガイドさんの説明を受けながら、じっくり見学したことのない子も多いです。イタリアでは小5でローマ史を勉強するので、うちの息子の年齢ぐらいになると、遺跡見学も面白くなってくるもの。今日の見学でも、子供たちは、興味津々でした。

古代ローマの政治と経済の中心地であったフォロ・ロマーノ。ここに来て、遺跡を眺めると、今、ローマにいるんだなぁと、実感します。(私の住んでいるところは、普通の住宅街で、ローマらしい風景なんてあまりないんで。)

写真左は、「ヴェスタの神殿」。6人のヴェスタの巫女がローマの「聖なる火」を守っていました。この巫女は、6~10才ぐらいの良家の子女から選ばれ、任期は30年。その間、決して火を絶やしてはいけなかったのですよ、という話を聞いて、息子たちは、自分たちと同年齢の子供が、すでに大変な任務を負っていたということに、驚いていました。

フォロ・ロマーノの見学には、最低でも1時間程度かかります。今日はとても暑かったです。夏場の見学には、帽子と水を持参して、できるだけ、開館と同時に、まだ涼しい時間に入場されることをお勧めいたします。
"Foro Romano"
入り口は、2箇所あります。
Via della Salara Vecchia, 5/6(Via dei Fori Imperiali)
Via di San Gregorio(パラティーノ)

開:8:30 - 日没
休:1月1日、5月1日、12月25日

入場券は、コロッセオ、パラティーノの丘と共通:12ユーロ

予約方法
サイト:http://www.coopculture.it
電話:06 39967700 (月-金 9.00-13.00/14.00-17.00; 土 9.00-13.00)
予約料金:チケット1枚当たり1.5ユーロ

今日は、チケットの予約をしないで、8:30のオープンと同時に行きましたが、私たちの前に10組ぐらい並んでいました。10分程度の待ち時間で入れましたが、帰る頃は、かなりの列になっていました。できるだけ、事前に予約するか、オープンと同時に行かれることをお勧めいたします。


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2013年6月15日土曜日

交通事故

昨日、交通事故にあってしまいました。

停車中に、横から衝突され、運転席側のドアがぺちゃんこです。自分に非がないと分かっていても、とてもショックで落ち込んでいます。幸い、事故の相手が、きちんとした人で、補償等、問題なく解決されそうです。(非常識な人が相手で、面倒なことになったなんていう話もよく聞くので・・・不幸中の幸いです。)

自分が事故にあって、その帰り道、別の事故が起こる瞬間を目撃しました。大きな交差点の隣の車線で3台の玉突き事故。

そして、なんと今朝も!近所のスーパーに買い物に行ったら、道の真ん中にバイクと人が倒れていて、ちょうど救急車が到着したところでした。
ローマでは、小さな事故も含めると、日常茶飯事のように事故が起こっています。
私が日本で生活していたとき、目の前で車同士がぶつかる瞬間なんて、一度も見たことないのに、ローマでは、よく見すぎて、「あ、ぶつかってるよ」ぐらいの感じで、驚きもなくなってしまいました。でも、自分が事故にあうと、それは別で、やっぱりショックですね。

レンタカー等を借りて、イタリアで運転する方も中にはいると思うので、これを機に、運転事情やルール、事故の対応なども、少しずつ書いていこうと思います。


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2013年6月14日金曜日

Dagnino

私の昨日の朝ごはん。バール&スイーツのお店「ダニーノ(Dagnino)」のカンノーロ。

レプブリカ広場近くのエセドラのアーケード内にあるダニーノは、パレルモにある歴史的な菓子店のローマ支店として、50年代に開店。シチリアの伝統的なスイーツの店として、ローマでは有名です。テルミニ駅からも近いです。

お店の向かいのホテルに、友達が泊まっていて、この日に帰国だったので、その前に一緒にお茶をしにダニーノへ。朝ごはんを食べていなかったので、私はお腹がペコペコだったのです。こういう時って、コッテリしたものが食べたくなるもの。カンノーロに飛び付いてしまいました。

カンノーロは、筒状の軽いクッキーに、リコッタチーズのクリームがたっぷり詰まったお菓子です。
イタリアの一般的なケーキも売られていますが、やっぱりダニーノではカンノーロやカッサータなど、シチリアン・スイーツがお勧めです。


隣の併設のお茶専門店では、マリアージュの紅茶が売られています。大好きなマルコ・ポーロを私はよくここで買います。ダニーノのバールでも、いただけますよ!

"Dagnino"
Via V. Emanuele Orlando, 75 Roma
(Galleria Esedraの中)
Tel 064818660
7:00 - 23:00
休:土曜日・日曜日
http://www.pasticceriadagnino.com

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2013年6月13日木曜日

コロッセオ 夜間ツアー

昨日に続いて、もう一つ、コロッセオのツアーの紹介です。


2013年11月2日までの期間限定で、夜のコロッセオの内部を訪れるツアーが開催中です。期間中、ツアーは木曜日と土曜日のみの催行なので、ご注意ください。

ツアーは英語かイタリア語で行われ、競技の行われたアレーナ、剣闘士や猛獣が戦いを待っていた地下遺構などを訪れます。コロッセオ全体が夜間はライトアップされているので、昼とは違った独特の雰囲気を楽しめると思います。特に夏場は、ローマは非常に暑くなるので、涼しくなった夜のツアーはお勧めです。

料金
大人:20ユーロ
子供(6-12才):18ユーロ
ローマパスは利用できません。このチケットは、フォロ・ロマーノ、パラティーノと共通ではありません。このツアーのみに適用されるチケットです。)

予約は電話でのみ受け付けています。
電話番号: 06 39967700

ツアーの詳細はこちらのサイトをご覧ください。
http://www.coopculture.it

ツアーは、20:20~24:00の間で、所要時間は75分程度です。
一般入場が終わった後なので、このツアーの参加者だけで、コロッセオの空間を占有できてしまうのもこのツアーの魅力の一つです。夜の静かなコロッセオで、古代に思いを馳せるのもいいかもしれません。


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2013年6月12日水曜日

コロッセオ 地下遺構と第3環 ガイドツアー

コロッセオで行われている、「地下遺構と第3環 ガイドツアー」のご紹介です。


2013年8月31日までの期間限定で、普段一般公開されていない「コロッセオの地下遺構」と、「死の門」、「第3環」を訪れるツアーが開催されています。

コロッセオの地下遺構
通称「グラディエイター(剣闘士)のトンネル」と呼ばれ、剣闘士たちが戦いの前に、最後の準備を行った場所です。また、コロッセオではライオン等の猛獣が登場する見世物も催されていましたが、動物たちもこちらで待機していました。

死の門
コロッセオの東側の門は、戦いに敗れて死んだ剣闘士たちを、運び出すための門でした。

第3環
コロッセオは内側から外側へ4つのリングが連なる構造になっています。その第3環の4階、貧しい庶民の観客席であった部分を訪れます。

予約方法
オンライン:http://www.coopculture.it
電話:06 39967700

料金
コロッセオ入場料12ユーロ+ツアー料金9ユーロ+予約料金1.5ユーロ
合計:22.50ユーロ
ローマパスは利用できません)

ツアーは、コロッセオの開館時間に、1日7回程度、行われています。予約時に、時間を確かめてください。所要時間は90分程度です。非常に人気のあるツアーなので、早めに予約をしておいた方がよいです。

このツアーに参加する前に、映画「グラディエイター」を見ておくと、臨場感をもっともっと感じられると思いますよ!


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2013年6月11日火曜日

Castoroni

ローマで最も有名な食材店の一つ「カストローニ(Castoroni)」。ローマ市内には、規模はまちまちですが、全部で11店舗あります。とてもいい立地の店舗も多いので、お土産のお買い物には打って付けのお店。

一般のスーパーよりちょっとだけ良いぐらいのものから、超高級品まで置かれています。パスタやソース、ドライトマト、乾燥ポルチーニ茸、オリーブ油、お菓子など、お土産に喜ばれそうなものが豊富に揃えられています。

イタリアの食材以外に、海外からの輸入食材の品揃えも豊富で、日本食品も置かれています。ローマ在住の日本人もお世話になっている人が多いと思います。

それと、スパイスの品揃えも素晴らしいんです!世界中から色々な種類のスパイスを買い付けて、小分けにして売られています。もちろんイタリア産のハーブ類も豊富なので、私はちょっと変わった料理をするときなど、足りないスパイスはこちらで購入することが多いです。
上(1枚目)の写真は、プラーティ地区のコーラ・ディ・リエンツォ店(Via Cola di Rienzo)。1932年開店で、カストローニグループの中で一番古くて大きい店舗。ヴァチカンからも近く徒歩10分程度です。

左(2枚目)は、モンティ地区のナッツィオナーレ店(Via Nazionale)。1階がバールで地下が食品売り場になっています。数年前に開店した新しい店舗です。こちらも非常に便利な立地です。
店舗によって営業時間はまちまちですが、日曜日は全店定休日です。主な店舗はこちらです。

Via Cola di Rienzo, 196/198 (プラーティ地区)

Via Ottaviano, 55 (プラーティ地区)

Via Flaminia, 28/32 (ポポロ広場付近)

Via Nazionale, 71 (モンティ地区

Via Frattina, 79 (スペイン階段付近

http://www.castroni.it/


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2013年6月10日月曜日

イタリアにおけるチップについて

よく聞かれるので、イタリアでのチップについて書こうと思います。

一般的に、イタリアでのサービス業の料金には、チップ(サービス料)は含まれていません。

例外的に、高級レストランや高級ホテルのバーなどでサービス料が請求書の中に含まれている場合がありますので、請求書を確認してください。また、日本人の観光の方を対象にしたサービスで、「料金+チップ」などと表記される場合があるようですが、イタリアではあまり一般的な請求方法ではありません。

イタリアでは、アメリカのように、チップは料金の何パーセント払わないといけない、というように義務的ではありませんが、日本のように、まったく習慣がないというわけでもありません。

イタリアでは、請求された金額を払えば、一般的にはそれで文句を言われたりすることはありません。チップは、プラスアルファー、そのサービスを利用した人の満足度次第ということだと思います。サービスを提供する側も、チップによってその顧客が満足できたか分かるし、気持ちを伝える役目を果たしているのだと思います。

チップを支払う場合、何パーセントぐらいなのか、という事も、よく聞かれますが、これは、気持ち程度でいいのだと思います。レストランの会計が93ユーロなら、チップ7ユーロで100ユーロぴったり払う、ピッツェリアの会計が18ユーロなら、チップ2ユーロで20ユーロ支払う、と言う具合です。もっとチップを払いたいと思えば、それでもいいし、チップなしでもまったく問題はありません。個々の気持ち次第です。

クレジットカードで清算の場合、チップは、別に現金で支払います。一部の高級レストランなどでは、カード清算の場合、請求書の合計が空欄になっていて、チップを含めた金額を自分で書き込むという場合がありますが、やはりチップは現金の方が喜ばれます。

もし、特別なサービスを受けた場合は、それに対しては、やはりチップを払うべきではないかと思います。ホテルで具合が悪くなって色々世話をしてもらった時や、レストランの予約に大幅に遅れて、それでも席を確保しておいてもらった、など、特別な配慮には、チップという形で感謝を表しすのが、イタリアでは礼儀ではないかと思います。

逆に、失礼な態度のサービスを受けた場合は、当然チップは必要ありません。

日本にはチップの習慣がないので、私たち日本人にとって、チップをスマートに払うのが難しいですよね。イタリアでは、チップは、気持ちを伝える方法でもあるので、イタリア旅行の際は、チップを払わない場合でも、一応習慣については、念頭に入れておいた方がよいと思います。


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2013年6月9日日曜日

ミエレ・トゥン・クインテッセンツァ

先日、セッテンブリーニ・カフェで購入したミエリ・トゥン(Mieli Thun)の蜂蜜クインテッセンツァ(Quintessenza)。

イタリアで一番おいしい蜂蜜とあちこちで格付けされています。しかも、2位をうんと引き離して断トツの1位!

これは、食べてみないわけにはいかないと、トゥンに問い合わせてみると、ローマ中心地では、セッテンブリーニとロショーリで販売されているとのこと。

色々な花の蜂蜜製品がありますが、めずらしいシャクヤク(Rododendro)の蜂蜜を購入。セッテンブリーニ・カフェでは、上級のクインテッセンツァは200gで7.5ユーロ、写真、後ろの一つ格下の蜂蜜は、250gで6ユーロで売られていました。
早速、味見をしてみました。とにかく、花の香りが強いんです!花のエキスがそのまま入っているんじゃないかと思うほど、香りがよくってなめらか。
このクインテッセンツァ、その種類の花が開いて最高の状態のときのみ蜂蜜を収穫しているそうです。だから、他の花からやってきた蜜が混ざりにくく、ほぼ純粋にその花の香りを封じ込めることができているのだとか。

私は、特に蜂蜜好きでもないのだけれど、これは、本当別格で、蜂蜜だけスプーンですくって、食べたくなってしまうおいしさです。

http://www.mielithun.it


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2013年6月8日土曜日

Settembrini Café

プラーティ地区のこだわりのカフェ「セッテンブリーニ・カフェ(Settembrini Café)」 。置かれているテーブルにしても、エスプレッソにしても、販売商品にしても、非常にこだわりを感じる店です。つまり、良い物を、素敵なものをよくよく選んでいるお店だと思います。

見た目がお洒落なお店は、コーヒーの味がそこそこなんていうことも多々ありますが、ここのエスプレッソは、とてもおいしかったです。一緒に頂いた果物のミニ・タルトも、エスプレッソに良く合っていました。

私は、セッテンブリーニに、蜂蜜(Miele Thun 後日、この蜂蜜について書きます。)を買いに来たのですが、店内の端に置かれているちょっとした販売商品も、よいものが選ばれているなぁと感じました。お店の雰囲気はお洒落で洗練されていますが、高飛車感は全然なく、どちらかというと、気さくな砕けた感じです。
左下:同じ通りに、セッテンブリーニの本屋さんがあるのですが、こちらのカフェも、本が並べられています。なんというか、本屋の匂いとか空間って特別ですよね。私はとても落ち着きます。店内の奥の部屋は、そんな本屋の片隅っぽい感じも取り入れられています。
右下:併設のセッテンブリーニ・レストランは、ガンベロ・ロッソのフォーク2つを獲得していて、料理も実力派。ランチ・メニューは、ディナーに比べてお手頃です。


セッテンブリーニ・カフェ、軽いランチやアペリティーヴォもお勧めです。夏場、気持ちのいい通りに面した外の席もいっぱいあります。

"Settembrini Café"
Via Luigi Settembrini 21, Roma
Tel:06 97610325
カフェ:7:00 - 1:00

http://www.viasettembrini.it


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