フォロ・ロマーノの東側一帯に広がるモンティ地区(Monti)。いわゆる「下町」なんですが、その下町歴はとても長いんです。古代ローマ時代、この一帯は、「スラッブ」と呼ばれ、庶民の暮らす下町でした。同じ下町のトラステベレ地区とは、かつては犬猿の仲で、喧嘩になると、歴史の長さを持ち出して、「ローマの本物の下町はモンティだ!」なんて、言い放っていた時代もあったそうです。
モンティの中でも下町風情が今でもよく感じられるのは、ボスケット通り(Via del Boschetto)とその周辺。昔ながらの手工芸店と、個性的でアーティスティックなセンスの光る現代のお店が交じり合って、散歩するだけでも楽しいです。自分だけのお気に入りの一点が見つかるかもしれません。
この地区のお店や見所
Er Baretto (カフェ)
Pots (陶器)
Castoroni (食品)
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